年齢別死因ランキング 病気、事故、自殺、他殺ほか

人はいつか死ぬもの。でも、いつどのような原因で死ぬのかはあまり意識していない人も多いのではないでしょうか。

特に若い人にとっては死はまったく実感を伴わないかもしれません。

ここでは年齢別の死因ランキングを紹介します。いずれ必ず訪れる死にたいして少しは実感を持つことができるかもしれませんよ。

データは平成30年(2018年)の人口動態調査(厚生労働省)に基づいています。

死因ランキング

全体の死因ランキング

死因ランキング
0 400,000
1悪性新生物(がん) 373,547人
2循環器系の疾患 352,490人
3呼吸器系の疾患 191,344人
4老衰 109,606人
5消化器系の疾患 52,159人
6神経系の疾患 48,242人
7不慮の事故 41,213人
8腎尿路生殖器系の疾患 39,507人
9その他 35,876人
10感染症・寄生虫症 24,135人
11内分泌・栄養・代謝疾患 22,622人
12精神・行動の障害 22,557人
13自殺 20,032人
14その他の新生物 13,096人
15筋骨格系・結合組織の疾患 8,788人
16血液・免疫系の疾患 4,334人
17皮膚・皮下組織の疾患 2,662人
18他殺 272人
0 400,000

圧倒的に病気が多いです。当然かも知れませんが、他殺がダントツで少なくて少し安心ですね。

もう少し詳細な項目に分解してみてみます。

詳細な死因ランキング

死因のうち悪性新生物(がん)の内訳
0 80,000
1気管・気管支・肺の腫瘍 74,322人
2胃の腫瘍 44,189人
3結腸の腫瘍 35,412人
4膵の腫瘍 35,386人
5その他の腫瘍 27,439人
6肝・肝内胆管の腫瘍 25,922人
7胆のう・胆道の腫瘍 18,238人
8直腸の腫瘍 15,244人
9乳房の腫瘍 14,758人
10悪性リンパ腫 12,954人
11前立腺の腫瘍 12,246人
12食道の腫瘍 11,345人
13白血病 8,803人
14膀胱の腫瘍 8,634人
15口腔・咽頭の腫瘍 7,576人
16子宮の腫瘍 6,799人
17卵巣の腫瘍 4,784人
18リンパ・造血組織の腫瘍 4,313人
19中枢神経系の腫瘍 2,719人
20皮膚の腫瘍 1,623人
21喉頭の腫瘍 841人
0 80,000
死因のうち循環器系疾患の内訳
0 100,000
1心不全 83,307人
2脳梗塞 60,362人
3その他の虚血性心疾患 36,526人
4急性心筋梗塞 33,544人
5脳内出血 33,040人
6不整脈及び伝導障害 30,850人
7大動脈瘤及び解離 18,801人
8慢性非リウマチ性心内膜疾患 12,018人
9くも膜下出血 11,990人
10高血圧性疾患 9,574人
11その他の循環器系の疾患 7,740人
12その他の心疾患 5,859人
13心筋症 3,880人
14その他の脳血管疾患 2,773人
15慢性リウマチ性心疾患 2,226人
0 100,000
死因のうち呼吸器系疾患の内訳
0 100,000
1肺炎 94,654人
2誤嚥性肺炎 38,462人
3間質性肺疾患 19,320人
4慢性閉塞性肺疾患 18,572人
5その他の呼吸器系の疾患 14,999人
6インフルエンザ 3,323人
7喘息 1,618人
8急性気管支炎 396人
0 100,000
死因のうち消化器系疾患の内訳
0 26,000
1その他の消化器系の疾患 25,237人
2その他の肝疾患 8,957人
3肝硬変(アルコール性を除く) 8,301人
4ヘルニア及び腸閉塞 7,147人
5胃潰瘍及び十二指腸潰瘍 2,517人
0 26,000
死因のうち不慮の事故の内訳
0 10,000
1転倒・転落・墜落 9,645人
2不慮の窒息 8,879人
3その他の不慮の事故 8,525人
4不慮の溺死及び溺水 8,013人
5交通事故 4,596人
6煙,火及び火炎への曝露 1,017人
7有害物質への曝露など 538人
0 10,000

年齢別の死因ランキング

全体の死亡率は1年間で人口10万人あたり1,097人となります。

年齢別の死亡率

各年齢層10万人あたりの死亡率です。

0~49歳の死亡率(各年齢層10万人あたり)
150
50.2
7.1
8.7
19.7
33.6
37.6
46.5
61.6
93.3
147.2
75
0





10

14
15

19
20

24
25

29
30

34
35

39
40

44
45

49
50歳~の死亡率(各年齢層10万人あたり)
42,000
237
362
576
927
1,397
2,292
4,224
7,893
14,043
24,878
41,049
21,000
0 50

54
55

59
60

64
65

69
70

74
75

79
80

84
85

89
90

94
95

99
100

基本的に年齢に比例して死亡率が高まりますが、0~4歳に限っては30代と同じくらいの死亡率となります。

年齢別の死因

0歳の死因(10万人あたり)
0 80
1先天奇形等 67.2人
2呼吸障害等 28.6人
3不慮の事故 7.1人
4乳幼児突然死症候群 6.1人
5妊娠期間等に関連する障害 5.4人
0 80
1~4歳の死因(10万人あたり)
0 4
1先天奇形等 3.9人
2不慮の事故 2.1人
3悪性新生物(がん) 1.9人
4心疾患 0.8人
5肺炎 0.6人
0 4
5~9歳の死因(10万人あたり)
0 2
1悪性新生物(がん) 1.6人
2不慮の事故 1.5人
3先天奇形等 0.7人
4その他の新生物 0.3人
5インフルエンザ 0.2人
5心疾患 0.2人
0 2
10~14歳の死因(10万人あたり)
0 3
1悪性新生物(がん) 2.1人
2自殺 1.9人
3不慮の事故 1.2人
4心疾患 0.4人
5先天奇形等 0.4人
0 3
15~19歳の死因(10万人あたり)
0 10
1自殺 8.7人
2不慮の事故 4.1人
3悪性新生物(がん) 1.9人
4心疾患 0.6人
5脳血管疾患 0.4人
5先天奇形等 0.4人
0 10
20~24歳の死因(10万人あたり)
0 20
1自殺 17.5人
2不慮の事故 5.3人
3悪性新生物(がん) 2.7人
4心疾患 1.1人
5脳血管疾患 0.4人
0 20
25~29歳の死因(10万人あたり)
0 20
1自殺 18.0人
2不慮の事故 4.4人
3悪性新生物(がん) 4.1人
4心疾患 2.1人
5脳血管疾患 0.7人
0 20
30~34歳の死因(10万人あたり)
0 20
1自殺 18.5人
2悪性新生物(がん) 8.0人
3不慮の事故 4.5人
4心疾患 3.4人
5脳血管疾患 2.0人
0 20
35~39歳の死因(10万人あたり)
0 20
1自殺 17.2人
2悪性新生物(がん) 14.5人
3心疾患 5.6人
4不慮の事故 4.9人
5脳血管疾患 4.1人
0 20
40~44歳の死因(10万人あたり)
0 30
1悪性新生物(がん) 28.2人
2自殺 17.6人
3心疾患 10.2人
4脳血管疾患 8.2人
5不慮の事故 5.7人
0 30
45~49歳の死因(10万人あたり)
0 50
1悪性新生物(がん) 49.4人
2自殺 19.1人
3心疾患 18.1人
4脳血管疾患 13.6人
5肝疾患 7.4人
0 50
50~54歳の死因(10万人あたり)
0 90
1悪性新生物(がん) 89.7人
2心疾患 29.5人
3自殺 22.5人
4脳血管疾患 20.1人
5肝疾患 12.3人
0 90
55~59歳の死因(10万人あたり)
0 160
1悪性新生物(がん) 154.7人
2心疾患 44.3人
3脳血管疾患 26.6人
4自殺 20.7人
5肝疾患 16.8人
0 160
60~64歳の死因(10万人あたり)
0 270
1悪性新生物(がん) 267.8人
2心疾患 70.8人
3脳血管疾患 39.3人
4肝疾患 19.8人
5不慮の事故 19.7人
0 270
65~69歳の死因(10万人あたり)
0 440
1悪性新生物(がん) 438.9人
2心疾患 113.8人
3脳血管疾患 61.3人
4不慮の事故 29.2人
5肺炎 27.0人
0 440
70~74歳の死因(10万人あたり)
0 630
1悪性新生物(がん) 624.5人
2心疾患 171.7人
3脳血管疾患 99.7人
4肺炎 53.2人
5不慮の事故 43.0人
0 630
75~79歳の死因(10万人あたり)
0 880
1悪性新生物(がん) 870.2人
2心疾患 304.6人
3脳血管疾患 175.6人
4肺炎 123.6人
5不慮の事故 74.3人
0 880
80~84歳の死因(10万人あたり)
0 1,300
1悪性新生物(がん) 1,254.1人
2心疾患 622.7人
3脳血管疾患 356.0人
4肺炎 305.4人
5老衰 172.3人
0 1,300
85~89歳の死因(10万人あたり)
0 1,800
1悪性新生物(がん) 1,724.1人
2心疾患 1,300.6人
3肺炎 699.6人
4脳血管疾患 684.5人
5老衰 648.5人
0 1,800
90~94歳の死因(10万人あたり)
0 2,600
1心疾患 2,593.9人
2老衰 2,166.2人
3悪性新生物(がん) 2,045.2人
4肺炎 1,390.5人
5脳血管疾患 1,180.4人
0 2,600
95~99歳の死因(10万人あたり)
0 6,200
1老衰 6,156.5人
2心疾患 4,736.4人
3肺炎 2,423.7人
4悪性新生物(がん) 2,234.4人
5脳血管疾患 1,932.3人
0 6,200
100歳以上の死因(10万人あたり)
0 17,000
1老衰 16,123.2人
2心疾患 7,015.9人
3肺炎 3,585.5人
4脳血管疾患 2,572.5人
5悪性新生物(がん) 1,856.5人
0 17,000

15歳~39歳までは死因のトップが自殺となっています。

若年層の自殺が死因のトップであることをセンセーショナルに報じる向きもありますが、15歳~39歳まではほかの原因(特に病気)での死亡率が低いということでもあります。

年代で比較すると若年層の自殺自体は少ないのですから、過剰に悲観する必要はないでしょう。

年齢別死因ランキングまとめ

全体では病気による死亡が圧倒的に多いことが分かります。特に悪性新生物(がん)による死亡が多いですね。

年齢別では5歳から14歳までの死因トップは悪性新生物(がん)となります。

また、40歳から89歳までの死因トップも悪性新生物(がん)となります。

15歳から39歳までの死因トップは自殺となります。

若年層(10代、20代)は不慮の事故(多くは交通事故)も目立ちます。

90歳から94歳までは心疾患が死因のトップとなります。

95歳以上は老衰が死因トップとなります。

きっと老衰で眠るように死ぬことができるのが一番幸せなのでしょうね。

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