南海トラフ巨大地震の被害想定 死者が多い都道府県ランキング

いつか必ず発生するといわれている「南海トラフ巨大地震」。M8~M9クラスの地震が30年以内に70%~80%程度の確率で発生するとされています(2018年1月1日時点、地震調査委員会)。想定される被害は極めて甚大です。

ここでは、令和元年6月における内閣府政策統括官(防災担当)公表資料にもとづき、南海トラフ巨大地震での死者が多いと想定される都道府県をランキングと地図で表示しました。想定は死者数が最大となるケース(地震動:陸側ケース、津波ケース1、冬深夜、風速 8m/s)です。

南海トラフ巨大地震がいかに恐ろしいものであるかを理解し、あらかじめできる限りの備えをしておきましょう。

また、今のうちに内閣府の南海トラフ地震対策のページなどを確認しておくことも重要です。

南海トラフ巨大地震での死者が多いと想定される都道府県ランキング

順位 都道府県 合計[人] 建物・地面崩壊、落下物[人] 津波[人] 火災[人]
1 静岡県
88,000
9,350
79,000
200
2 三重県
31,000
8,470
22,000
600
3 和歌山県
26,000
5,050
20,000
900
4 高知県
18,000
9,200
7,100
1,500
4 宮崎県
18,000
1,940
16,000
60
6 愛知県
14,000
11,040
1,700
1,300
7 徳島県
8,800
4,450
3,900
500
8 愛媛県
8,400
6,040
2,000
400
9 大分県
4,100
130
3,900
10 大阪府
2,700
2,420
10
300
11 香川県
2,000
1,810
200
40
12 兵庫県
1,600
1,210
400
20
13 奈良県
1,300
1,320
14 神奈川県
1,200
1,200
15 東京都
1,100
1,100
16 広島県
1,000
530
500
17 岡山県
900
820
30
18 千葉県
600
600
19 京都府
500
500
20 山梨県
300
310
20 滋賀県
300
310
20 山口県
300
60
200
23 岐阜県
200
200
23 鹿児島県
200
200
25 福岡県
70
70
26 長野県
40
40
27 長崎県
30
30

南海トラフ巨大地震での死者が多いと想定される都道府県マップ

死者数合計
鹿
建物・地面崩壊、落下物による死者数
鹿
津波による死者数
鹿
火災による死者数
鹿

まとめ

全体の死者数は約23万1千人にものぼります。なかでもひときわ多いのが静岡県の8万8千人です。全体の犠牲者のうちじつに40%近くが静岡県です。

直接的な死因としては津波が圧倒的です。これは2011年3月11日の東日本大震災の教訓でもありますね。沿岸部や河川の近くは要注意です。

ここでは想定死者数についてのみ可視化しましたが、実際には建物の被害、災害発生後の混乱、原発の状態、経済への波及、人々の精神的なダメージなど、地震による影響は極めて甚大なものとなるでしょう。

発生することは間違いないのですから、いざというときに慌てないですむように、今のうちに心構えをしておくとよいでしょう。

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